小林千絵のＢＤ～29

第21話　地獄のバスタイム編


意味：　　

時間：11分

注意点：オイルトリートメントに1時間ほどかかった

泣き所：無し

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スパは相変わらずの豪華さと、女中の能力でした。

流石は跡部家だよね。

本当に何から何まで豪華すぎる。

スパを受けている最中、笑ってしまう言葉があった。

え、千絵って抱かれるの!?

跡部と千絵ってそういう関係じゃないよね!?

そういう関係じゃないからこそ、愛し合えてたんだよね!?

跡部が千絵の事を抱く姿を想像した。

もちろんハグではなくて、抱く姿を。

…想像拒否した。

ありえない事は想像出来ないらしい。


千絵が寝てしまって跡部が運んでくれた。

この時の千絵は知らないらしいけど、跡部って本当に優しいよね。

ドSだけど、なんだかんだで優しいんだよ。

それに安心しきっている千絵を見て、私は幸せいっぱいです。


跡部の部屋で深夜目を覚ました千絵。

その時跡部は千絵を抱き枕のようにしていた。

珍しい、そう思った。

千絵の世界では抱き枕にするような事はなかったはず。

それなのに跡部は千絵が身動き出来ないほど、ぎゅっとしていた。

それだけ会えたのが嬉しかったのか。

一緒にいたいのか。

ぬくもりを感じていたいのか。

それとも、…消えてしまうのが怖いのか。