小林千絵のＢＤ～15

第12話


意味：後悔する　惜しむ　遺憾　残念　悲嘆　落胆　失望　哀悼

時間：30分

注意点：この時、二ヶ月目前

　　　　　この後行く海辺は帰宅中の道から少し戻った場所

　　　　　花火には季節はずれ

泣き所：跡部からの手紙

　　　　　電話で千絵が「ごめんなさい」と謝ったシーン

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いつも俺様、俺様な跡部がどれだけ千絵の事を真剣に考えていて

どれだけ千絵を知っているかが分かる第12話。

とても良い話だし、感動も出来るけど、終わりが近づいているのを感じて少し切なくなる。


意外にも、跡部が家を出て行った直後に千絵は冷静になってるんだね。

あれだけ恐い想いをしたのに、すぐ冷静になれるってことは

きっとそれだけ後悔して、跡部に嘘をついているのが嫌だったんだと思う。

千絵が見つけた木製ラックに入っていた跡部の手紙。

自画自賛多いし、中傷が多いけど、それでも大切にされているって分かる内容だった。

あの跡部が千絵に出会えて良かったって言ってくれた。

ずっと千絵は「跡部と一緒にいれただけで良い。だからお礼はいらない」って思ってたじゃない。

そんな千絵にはこの跡部の言葉は本当に嬉しかったと思う。

跡部も同じ気持ちだったんだよ。

一緒にいれて良かったって、そう思っててくれたんだよ。


バスの中で跡部はずっと千絵のことを考えていた。

私、嬉しかったよ。

跡部は本当に千絵のことを理解してる。

2ヶ月一緒にいただけのことはあるね。

そんな跡部だからこそ、千絵が嘘をついている事に気がつけた。

他の人なら、まず怒ったまま関係が終了する可能性が高い。

けど跡部は千絵との関係をこのまま終わらすのは嫌だと思った。

千絵も思っていた。

跡部は千絵の事を本当によく見ていたんだね。

いつから変だったのかとか、よく言われる言葉とか、いつもの態度とか

全部、全部、跡部は覚えてたんだよ。

そんなに自分の事を考えてくれている人なんて滅多にいないよ?

千絵は、本当に大切にされているんだよ。


跡部が吐きそうと言っていた。

「帰ってくれない」とか「あんたの事なんて誰も好きじゃない」とか色んな暴言を吐かれて。

それを思い出して。

それと考えがまとまらなすぎて。

吐きそう、と言った。

ねぇ、千絵も一緒だったよね。

千絵が氷帝に行った時、氷帝メンバーから千絵も暴言吐かれたよね。

その時、千絵も吐きそうって言ってた。

なんだかんだで、跡部と千絵は同じなんだよ。

似たような経験をするし、似たような状態になるし。

けど、その辛さは相手の事を真剣に想っているから。

跡部は千絵を想って、色々考えていると吐きそうになった。

千絵は跡部を想って、会いたいと強く願ったら吐きそうになった。

このタイミングで言うのも変かもしれないけど、アンタ達お似合いだよ!!


跡部からの電話で泣いた。

千絵が一瞬死んだんだ。

正確には千絵のプライド。

跡部が「お前の顔は見たくない」と言った瞬間、プライドが消えた。

そして心からの言葉が出てきた。

「ごめんなさい」

そして涙も出てきた。

凄く純粋で綺麗な涙と、ごめんなさいという謝罪だったと思う。

あの千絵が、無駄にプライドの高い千絵が、道端で泣いたんだよ。

跡部と電話して泣いたんだよ。

さっきも手紙で泣かされたのに、また泣いてしまったんだよ。

それだけ千絵は後悔してたし、跡部に会いたいと願っていたっていう事だと思う。

…まぁしかし、その後すぐにいつもの千絵に戻る辺りが好きなんだよね。

千絵らしいじゃん!!


跡部を迎えに行ってから、跡部に叩かれた。

いつもは殴り合いとか投げ合いとかしている2人なのに。

跡部が千絵の頬をパシンと叩いた。

ビックリした。

けど、そこには跡部の優しさが溢れ出していた。

なにもしないのは、跡部も嫌だし、千絵も嫌だ。

だからといって、ここで暴言を吐いたらさっきみたいになってしまうし。

思いっきり殴ったら…、いや、殴りたくなかったんだと思う。

だから初めて叩いた。

暴力の多い跡部だったけど、本当に優しさが溢れていた。



余談

第11話を読んだ直後から、私はなにも出来なくなった。

寂しくなった。

いつもなら心の中に常に跡部と千絵がいたんだ。

嬉しい事も、悲しい事も、辛い事も、全部2人が見ていてくれて、支えてくれた。

けど昨日はその2人がいなかった。

私は1人ぼっちだった。

そしたら世界が灰色になった。

何もしたくない。

　私を支えてくれる人はいない。

何も考えたくない。

　考えても意見してくれる人はいない。

何も見たくない。

　共有してくれる人はいない。

だからぼーっとしていたら、跡部の言葉が思い出されて、吐き気が襲う。

ねぇ、跡部、千絵。

最近の私は跡部と千絵を放置してリアルと楽しむことが多かった。

そのたび、私は跡部と千絵のために生きているのにこんなことしてていいのだろうか、と考えてた。

それで苦しんでいた。

けど、違ったね。

いつも跡部と千絵が私の心の中にいて、いつでも一緒にいてくれているからこそ

私はリアルを楽しむことが出来た。

跡部と千絵を忘れたワケじゃなかったんだよ。

どんな時でも、跡部と千絵が一緒にいてくれる。

それだけで世界に色がつくんだ。

それだけで私は笑うことが出来るんだ。


…ふと思った。

跡部と千絵が喧嘩ではなくて、本当に消えてしまったらどうするのだろうか。

いつか終わりが来ることを知っている。

その時私は灰色の世界で生きていけるのだろうか。

リアルで大切な人が出来た、と思っていたけれど

跡部と千絵が喧嘩しただけで生きる事が困難になった私に

一生生きていけというのは出来る事なのだろうか。

小林千絵のＢＤ～14

第11話


意味：最終期限　超えてはならない線　死線

時間：16分

注意点：夕食は白身魚のクリームチャウダー・フルーツサラダ・

　　　　　キャベツの冷パスタ・いちごのムース

　　　　　出会ってから2ヶ月ほど経過

　　　　　跡部が出て行ったのは10時13分

泣き所：あんた本っ当もう、頭に来るいい加減帰ってくんない！？

　　　　　ここには本当に何も無い。本当に何も無い。

　　　　　お前に、俺の何が分かる？

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死にそうだよ。

ねぇ死にそうだよ。

大好きな跡部と千絵が喧嘩する第11話は本当に読むのが辛いよ。

何度も悲しくなって、何度も吐きそうになって、何度も泣いて、何度も後悔して。

千絵の言いたい事も分かるよ?

跡部がこれ以上こっちの世界にいたら駄目になるっていう気持ちも分かる。

これ以上一緒にいたら好きになっちゃうっていう気持ちも分かる。

好きになっていく自分が嫌いなのも分かる。

だったら、どうせなら、嫌われてしまって別れの時に傷つかない方が楽だっていうのも分かる。

分かるんだよ?

けどね、それじゃぁ駄目なんだよ。

気持ちは分かるけど、それは間違ってる。

思ってしまうことは仕方ないよ。

けどそれを言葉にして、相手に伝えないと今回みたいに気持ちの擦れ違いになってしまう。

千絵は気持ちを言葉にするのが本当に苦手だよね。

けど、言わなきゃ跡部に伝わらないよ?

跡部に勘違いされたままになるよ?

嘘なら嘘って言わなきゃ。

違うなら違うって言わなきゃ。


千絵が言ってた。

跡部は自分の人生で築き上げてきたものを簡単に壊していく、と。

千絵は昔から周囲に自分の気持ちとか考えをぶつけるのが苦手で。

上手く自分で飲み込みながら、人に溶け込むように生きてきた。

そのバリアがあるのが当たり前になってしまっていた。

それを跡部は一瞬で壊してしまう。

跡部は真っ直ぐだから。

その真っ直ぐな瞳や考えを言われたら、バリアは簡単に壊れてしまう。

バリアが壊れたところで、千絵の生き方は簡単に変えることが出来ない。

だから千絵は焦るんだ。

跡部といることに焦るんだ。


跡部の「嫌われるのが恐くて、部長が出来るか」っていう台詞。

いつもだけどすごく胸に響くんだ。

誰だって人に嫌われるのは恐い。

千絵はそれが恐いからバリアを張ってしまっているが、それは当たり前のことかもしれない。

けど、跡部は違う。

恐いのは知っているのに、それでも嫌われる道を選んだ。

それが正しいと自分を信じて突き進んだ。

あまりにも出来た人間すぎると思った。

それと同時に私もそんな人間になってみたいと思った。

それほど意思を強く持ってみたい。

誰かに嫌われようがなんだろうが、自分が信じた意見を貫けるようになりたい。

跡部、やっぱりアンタは凄いよ。

流石は氷帝トップだよ。


泣いた1つ目。

それは簡単な理由だ。

千絵は言ってはいけない言葉を言ってしまった。

帰る場所なんて無い。

帰りたくても帰れない。

帰る場所はここしかないのに否定された。

それは言っちゃ駄目だよ。

それを言ってしまったら全てが音をたてて崩れてしまう。


2つ目の泣いた理由。

千絵は自分で、自分の生きている世界にはなにもないと言った。

けどそれは違うよ。

なにもない世界だったら跡部はもっと辛い想いをしていた。

…千絵だよ。

千絵がいたからだよ。

千絵がいたから、何もない部屋とか、貧相な食事とか、全部が輝いてたんだよ。

だから、せめて、自分すらもいらない、みたいに言わないで。

そして、この時に私は思い出した。

跡部が言ってたよね。

自分を下に見ちゃ駄目なんだよ?

一緒に過ごしていた時の跡部を思い出してよ。

楽しそうだったじゃん。

笑い合ってたじゃん。

馬鹿し合ったじゃん。

それなのに自分をいらない、みたいに言わないで。

もっと自分を見てあげて。


3つ目の泣いた理由。

これほどまでに冷めた跡部はないと思う。

この言葉は氷の刃のようで、1度刺さったら抜けない。

グサッと刺さって、ずっと忘れる事を許させない。

…跡部、ごめんね。

私、よく跡部を知ってなかったのかもしれない。

2ヶ月も一緒にいて。

跡部から色んなことを教わって。

それなのに私は跡部を知らなかった。

どんな想いで生活してたのか知らなかった。

ごめんね、跡部。

ごめんね…。

だから、


帰ってきて。

小林千絵のＢＤ～13

第10話


意味：相反する感情を同時に持つ事　心の葛藤　どっちつかずの態度

時間：24分

注意点：テニスから3日後

　　　　　千絵の大学は20分で行ける範囲

　　　　　跡部が熱を出したのは3年ぶり

　　　　　都会の中心を離れた場所に住んでいる

泣き所：プライドって、捨てるためにあるんだよ

　　　　　千絵が氷帝学園の中学生として跡部に出会いたかったと思ったシーン

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矛盾だらけの第10話。

千絵の気持ちが痛いほど伝わってきて、毎回読むのが辛いよ。

第8話の時に気がついてしまった跡部との差。

それをずっと考えてしまっている自分がいて。

そんな自分が嫌で。

結局跡部なんて嫌いになれればいいのにって考えて逃げていて。

それでもやっぱり跡部は真っ直ぐで人間として出来ていて。

自分なんかよりも出来ていて。

嫌いになりたくてもなれなくて。

むしろ跡部のことが、テニスの跡部じゃなくて、普段の跡部も好きになっていて。

けど跡部はDVするし、所詮は紙の中の人間だって思って。

好きになるのが馬鹿だと理解して。

けど、それでも、やっぱり跡部のことを考えてしまっている自分が嫌で。

この繰り返しが嫌で。

嫌で。


お礼なんていらないよ。

本当にいらないんだよ。

跡部は千絵に色々な事をしてもらったから、そのお礼をしたいと思っているんでしょ。

その気持ちも分かるんだ。

特に借りなんて絶対に嫌だと感じている跡部だもんね。

2ヶ月分、最大のお礼をしたいよね。

けど、それはいらないよ。

千絵と同じ意見だけど、お礼が欲しいからお世話してたわけじゃない。

お金が欲しいからお世話してたわけじゃない。

むしろお世話なんて気にしてない。

跡部からはもらってばかりだ。

真っ直ぐで綺麗な跡部を間近で見れて。

ずっと一緒に過ごせて。

私なんかのために怒ってくれて。

笑ってくれて。

楽しそうにしてくれて。

それだけで良いんだよ。

私は跡部から形には残らないけど、沢山のモノをもらっている。

こっちこそ感謝してもしきれないぐらいだ。

だから、…お礼なんてしないで。

ほら、私って人間として弱いじゃない?

そんな私が強い人間の跡部と一緒にいれたんだよ?

凄いことなんだよ?

弱いから、跡部の事をお金でもいいから繫ぎ止めておきたいの。

もしここでお金を返されてしまったら、今までの思い出が全部消えてしまいそうで。

だからお礼なんていらない。

自分が馬鹿なのは分かっているよ。

けど何かで繋いでおかないとこの築きあげてきた消えてしまいそうで。

…怖いの。


千絵が言ったプライドに関する話。

この時、千絵は跡部に捨てるためにあるって言ったよね。

ねぇ、千絵は捨てれてる?

たしかにテニスの時に泣いたおかげで少しはプライドが減ったのかもしれない。

けど、千絵は溜め込んでまっさらな自分でいるのが1番良い生き方だというプライドを持ってない?

跡部のプライドは凄いよ。

見えないぐらい高いと思うよ。

けど、跡部は出来た人間なんだよ。

プライドなんて捨てることが出来る。

いつも最初はプライドを大事にするけど、最終的にプライドを捨てれると思う。

プライドを捨てるってとても難しいよね。

私には出来ない。

いつもね、プライドを捨てようって頑張るんだ。

頭では分かってるんだよ?

けど、どうしても心がついて来ない。

プライドを捨てたらもっと強い人間になれるのかもしれない。

そうは思っていても、なかなか難しいね。

5年経ってもまだプライドを捨てることが出来ないでいるよ。


千絵が氷帝学園の男子生徒として跡部に会いたかったと言った。

そうしたらずっと純粋に跡部を見れるから。

…私は考えてしまった。

2人がずっと一緒にいれる世界を。

跡部と千絵がずっと一緒にいて、ずっと笑い合える世界を。

そんなのは無いって分かっている。

けど想像するとあまりにも幸せで。

夢のような世界で。

つい、そんな夢物語に涙を流してしまった。


跡部は帰らなくちゃいけない。

跡部と一緒にいてはいけない。

けど

跡部を見ていたい。

跡部と生きたい。

相反する感情が同時にあって、凄く逃げ出したくなるんだ。

小林千絵のＢＤ～12

第09話　latter


意味：英雄　勇士　主人公　神人　

時間：40分

注意点：名前はジョン、喋り方は赤也、声は千石

泣き所：無し

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「見てろ。俺様の美技に酔わせてやるぜ」

惚れた。

本気で惚れた。

あんなに本気になった跡部、初めて見た。

楽しそうで、真面目で、ワクワクしてる跡部。

それだけでも幸せなのに、こんなこと言われたら惚れるよ。

しかも本気になった理由が千絵の怪我だって知ってたら尚更惚れるよ。

千絵の怪我が予定外で、それにムカついて本気を出そうとする跡部。

流石の千絵でも惚れてたもんね。

それぐらいこの時の跡部はかっこよかったんだよ。


第9話後半は主に跡部・千絵vs忍足・ジョンのダブルス戦だったんだけど、

終始跡部がキラキラしていてこっちまで楽しくなった。

余裕で勝てる試合だったのに、

破滅への輪舞曲

白鯨

タンホイザサーブ

そして最後にもう1度破滅への輪舞曲

テニスファンとして喜ぶに決まってるよね!!

しかも千絵が最初にみた破滅への輪舞曲は、

後ろを振り返ったら高く飛んで2発目を決めようとしてる跡部がいたんでしょ?

やばい、本気で惚れる。

そして、試合中の跡部のパフォーマンス。

最初はアウェイだったのに、途中からホームみたいだったもん。

跡部のその人を魅せる力。

本当に凄いなって思ったよ。

あぁ、そんな風にされたら付いて行きたくなるな、とか

氷帝コールしたくなるな、とか

きゃああああああああって言いたくなるな、とか

本当に跡部の魅せる力って凄い。


最後にさ、忍足亮に土下座をさせたくないからってジョンが謝ったでしょ?

その時「知らねぇよ」ってバッサリと切った跡部だけど、それが跡部らしくも感じた。

トップに立つからには、堂々としていなきゃいけないだろうし、

約束はしっかりとやらせなきゃいけないだろう。

けど、「…分かった」って言って、土下座させなかったよね。

千絵の言ってた通り、跡部温厚計画順調に進んでるね!!

…正直、かっこよかったよ。

土下座させないで、颯爽と帰る跡部、かっこよかったよ。

やっぱり氷帝メンバーを思い出したのかな?

やっぱり…寂しいのかな?

そんな風に感じちゃうよね。

千絵も言ってたけど、優しい跡部は大好き。


更衣室行く前に千絵が跡部に「本当に格好良かった」って言ったじゃん。

跡部、本気で嬉しかったんだろうね。

あんなに照れてる跡部なんて、滅多に見れないよ!!

理不尽に殴る辺り、かなり照れてる証拠だと思うんだ。

跡部かわいいよ、跡部

小林千絵のＢＤ～11

第09話　former


意味：英雄　勇士　主人公　神人

時間：24分

注意点：指導料30分30000円

　　　　　［●得意技：キラキラサーブ（跡部仕込み）］

　　　　　忍足亮

　　　　　忍足グループの次期会長

　　　　　現在アメリカハーバード大学で経営学を専攻中

　　　　　跡部は1ヶ月半ぶりにテニス

泣き所：無し

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とうとう来ました!!

見た目は手塚、苗字は忍足、名前は宍戸!!

みんな大好き、忍足亮!!

いやー、1年ぶりに忍足亮を見たわけですが、やっぱり相変わらずのウザさですね!!

よく跡部も千絵も手を出さなかったと尊敬するわー!!

次回、忍足亮がコテンパンにされるのが楽しみです!!


最初の方から見ていこうと思う。

千絵と跡部のラリー。

とても微笑ましい。

千絵はもちろん、跡部も楽しそうだ。

出来の悪い生徒って言ってるけど、なんだかんだでテニスをやっている時の跡部は

どんな跡部よりも輝いてるんだよ。

だから見ていて凄く幸せだったんだ。

それから、跡部にサーブ教えてもらって。

素直に頑張る千絵だけど、スパルタコーチが何も言わないワケがないよね!!

跡部に教えてもらうっていう贅沢を途中で忘れてたと思う。

千絵は頑張ったよ、うん。


テニスについて色々と説明してくれる跡部だけど、

あぁ、やっぱり跡部なんだなぁ

って思わされたよ。

第7話まではテニスとは関係のない跡部をずっと見てきたけど

第8話からテニスの跡部ってなったじゃん。

凄く別人な気がして怖かった。

けど、楽しそうにテニスをしたり、説明したりしている跡部は好きだよ。

やっぱりテニスをしてこその跡部なんだよ。