小林千絵のＢＤ～30

第22話


意味：親密　個人的　居心地の良い　ロマンチック　ムードのある　性的　内奥　根本的

時間：45分

注意点：6時に携帯目覚ましを設定

　　　　　跡部の部屋に入ったのは千絵が始めて

　　　　　側室用の部屋がある

　　　　　言い争いが終わった時点で9時

　　　　　明後日の土曜日午後5時の便で南仏へ行く

泣き所：だったら最初から、来るな。と言われて心臓が止まりそうになるシーン

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凄いね。

作者さん凄いね。

このタイトルの意味、完璧すぎるよ。

跡部と千絵は誰にも負けないぐらい親密で、

お互い個人的な想いを抱え込んでいて、

一緒に寝たりしているゆるい時間がとても居心地良くて、

跡部は結構ロマンチストで、

2人して告白し合っているようなムードがあって、

朝から千絵が跡部を襲ってるような体制になるぐらいには性的な面もあって、

お互いに内奥に秘めていた想いを曝け出して、

結局根本的に価値観が違うから素直に感謝するという結論になって。

全てが繋がっているよ。

流石は作者さんです。


第22話は楽しみな反面、後半は言い争いのようになるからちょっと読むのが怖いんだ。

けど読むたびに思う。

言い争いなんて本当はしていなかったんだって。

跡部も千絵も今まで言えてなかった事とか、

自分たちの生活に戻ってから気がついた事とか、

再び出会って想った事とかを、素直に吐き出しているだけだった。

本当に感動出来るし、幸せになれる話だよ。


起きてから、跡部が今までにないぐらい抱きついたりしてきた。

過去最大のデレだよ!!

凄く違和感があったけど、これが跡部の本当の姿なのかもしれないと思った。

今までは起きたらすぐに攻防戦が始まっていたけど、

こうやって再び出会えたことによって、より愛情が増して、

ずっと離れないで触れていたい、そう思っていたのかもしれない。


フランスに行く事が決まったね。

青い海で白いドレスを着て歩けるね。

小さい頃の小さな夢だろうけど、それが叶おうとしている。

そんな小さな夢ですら叶える事が出来てしまうのが跡部なんだよ。

跡部は千絵のなんでも分かるんじゃないかな。


今回は千絵がずっと悩んでいたお礼関係の話があった。

それに対しては私も千絵の気持ちを察した上で、違うと言いたかった。

それを跡部はきちんと言ってくれた。

千絵に違う事を教えてくれた。

本当は千絵にも跡部にも言いたい事が沢山あったんだよ?

けどお互いがお互いを見つめ直して、気持ちをぶつけ合ったおかげで

私の言いたい事は言われちゃった。

気持ちは言わないと分からない。

グダグダと1人で考えないで、素直に感謝する。

それだけの事だったのかもしれないね。

…そして思ったんだ。

千絵と跡部に私の言いたかった事を全部言われた。

それって私の意見はどこにも無いっていう事じゃないのかな。

いや、自分の意見なんて無いっていうのは知っていた。

どんな事も跡部と千絵の意見には従っていたし。

改めて自分の意見なんてどこにも無いって感じる。

そして1人では生きていけないと実感する。

自分の考え

それってどこかにあるのかな?

いつか見つけることが出来るのかな?

小林千絵のＢＤ～29

第21話　地獄のバスタイム編


意味：　　

時間：11分

注意点：オイルトリートメントに1時間ほどかかった

泣き所：無し

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スパは相変わらずの豪華さと、女中の能力でした。

流石は跡部家だよね。

本当に何から何まで豪華すぎる。

スパを受けている最中、笑ってしまう言葉があった。

え、千絵って抱かれるの!?

跡部と千絵ってそういう関係じゃないよね!?

そういう関係じゃないからこそ、愛し合えてたんだよね!?

跡部が千絵の事を抱く姿を想像した。

もちろんハグではなくて、抱く姿を。

…想像拒否した。

ありえない事は想像出来ないらしい。


千絵が寝てしまって跡部が運んでくれた。

この時の千絵は知らないらしいけど、跡部って本当に優しいよね。

ドSだけど、なんだかんだで優しいんだよ。

それに安心しきっている千絵を見て、私は幸せいっぱいです。


跡部の部屋で深夜目を覚ました千絵。

その時跡部は千絵を抱き枕のようにしていた。

珍しい、そう思った。

千絵の世界では抱き枕にするような事はなかったはず。

それなのに跡部は千絵が身動き出来ないほど、ぎゅっとしていた。

それだけ会えたのが嬉しかったのか。

一緒にいたいのか。

ぬくもりを感じていたいのか。

それとも、…消えてしまうのが怖いのか。

小林千絵のＢＤ～28

第21話　悲劇のディナー編


意味：

時間：13分

注意点：食事に3時間以上かかった

　　　　　夕食のメニューで詳細が出ていたのは

　　　　　ドンペリニヨンゴールドのレゼルヴ・ド・ラベイ1985年製、ヴィンテージ・シャンパーニュ

　　　　　ペリグルディンヌ・ソースのサラダ

　　　　　メートル・ドテル・バターのブルゴーニュ風エスカルゴ

　　　　　うずらとチーズのフライ

　　　　　洋なしの赤ワイン煮

　　　　　牛乳茶碗蒸し

泣き所：無し

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エスカルゴ!!

ゲテモノ!!

この時の千絵は本当に面白かった。

いつもよく喋るし、変な事考えたりしてるけど、エスカルゴの時は最強だと思う。

跡部もよく笑ってたしね。


食べる前にドンペリニヨンで乾杯しようとした時。

跡部は千絵に何かを伝えようとしていた。

けど千絵の乱入によって伝えることが出来なかった。

その光景があまりにも2人らしすぎたよ。

なんて跡部と千絵はここまで馬鹿騒ぎが似合うんだろうか。

結局、豪勢な食事だというのに、感動しそうな雰囲気だったのに、

貶して乾杯してしまったじゃん。

それが似合ってはいたし、私的にも幸せな光景だった。

やっぱりさ、跡部と千絵はこうでなくちゃね。


跡部は千絵がいる世界を実感していたんだと思う。

千絵は自分が料理をした時に「美味しい」と言われて凄く喜んでいたでしょ。

それと同じように、跡部もきっと「美味しい」と言われて用意させた甲斐があっただろうし

千絵の幸せそうな顔が見れて満足だっただろう。

そして、いつも使っている客室に千絵がいる。

絶対に千絵がいてはいけない場所に千絵がいる。

それが感動的で、一生忘れないように頭に焼き付けていたんだろうね。

それと、千絵の世界で2人でずっと食事していた事も思い出してたんだと思う。

本当に、跡部は幸せそうな顔をしていたんだと思うよ。

小林千絵のＢＤ～27

第21話


意味：2人　2個　一組のもの

時間：23分

注意点：買い物が終わった時は20時過ぎ

　　　　　千絵の部屋は10畳足らずの大きさ

　　　　　跡部の家に着いた時は20時30分過ぎ

泣き所：無し

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なんでも買ってくれる跡部。

そんなに買ってほしくない千絵。

千絵の気持ちは分かるよ。

お金の問題もあるけど、それ以前に買ってもらう、みたいなお礼をされたくないんでしょ。

今までお世話してお金を使ったのは好きでやってたものだから。

お礼をされたら今までの関係が崩れそうで怖いんでしょ。

知ってるよ。

ずっと知ってたよ。

その気持ち、凄く分かるよ。

…けどね、考えたんだ。

跡部はどんな気持ちなのかを考えてみた。

買い物の時ね、跡部ってば凄くキラキラしてたの。

今までお世話になった分、何かしてあげれているのが嬉しいんだろうね。

無力でしかなかった自分なのに、今は何でもしてあげられる。

そうなったらなんでもしてあげたくなるよね。

それに跡部だもん。

千絵が望む以上の事をしてくれるのは予想通りすぎるよ。

…千絵はその望む以上の事をされるのが嫌なんでしょ。

けどさ、千絵が好きに買ったように、跡部も好きに買って良いと思うの。

人それぞれに価値観って違うのは分かっているけど、

その価値観の差で落ち込む必要はない。

ねぇ、せっかく跡部が嬉しそうに買い物してくれているんだよ?

なら千絵は、お言葉に甘えるべきだと思うんだ。

それに、買い物中ってその相手の事を考えて頭がいっぱいになるじゃない?

あれが似合うだろうなーとか、あれも必要かなーとか、あれって昔使ってた物に似てるなーとか。

そういう風に跡部も考えてるなら、それを嫌がらないで。

千絵、プライドって捨てるためにあるんだよ?


景吾様の恋人

凄く嫌な言葉に感じた。

それってようは、今までにアトベッキンガム宮殿に恋人を連れ込んで

一緒に寝た事があるっていうことでしょ?

仕方ないのは知ってる。

千絵と会う前の事だし、千絵以上に想いを寄せた人はいなかった事も知ってる。

けど、なんだろう…

嫉妬、してるのかも。

跡部が千絵以外を連れ込んでいた過去は仕方ない。

しかし、その事実を他の人達はどう思っているんだろう。

千絵もその人達と一緒の部類に入ってしまうのだろうか。

…嫌だ。

そんな女達と千絵を一緒にしないで。

跡部にとって千絵はそんな気軽な女じゃない。

特別な存在なんだよ。

小林千絵のＢＤ～26

第20話

意味：女主人公　すごい女性　半神女

時間：23分

注意点：16時過ぎに青学到着

　　　　　千絵は跡部の従姉妹でイギリスに住んでいる設定

泣き所：無し
 

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不二周助恐るべしっ!!

この感想に限ると思うの!!

不二怖いよ。

まじで怖いよ。

従姉妹だって言ってるのに、なんで嘘だってすぐバレちゃうのさ。

確かに手は繋いでたし、跡部って呼んでるよ。

けど普通はそんなに気にしないって!!

不二の洞察力と人を弄ぶドS心は感服いたします。

跡部が言った通り、手塚に会いたいっていうのは千絵が唯一望んだ事のはずだ。

しかし、その願いを出会って1時間後には成し遂げてしまうなんて。

本当に跡部も無茶苦茶だよね。

それが跡部らしいし、かっこいい部分だとは思うんだけどさ。

そして、跡部が会わせたい奴がいると言ったら、すぐに答えてくれた手塚も良い人すぎる。

しかもそれが千絵だったのにも関わらず、最終的には一緒にテニスまでしてくれた。

テニスは楽しかったな。

跡部と手塚のダブルスが面白すぎる。

それに色々と技とかも出してくれたり、千絵の事を楽しませてくれたり、

千絵にドSな事ばかりしたりと。

ハチャメチャだったけどこの4人でテニスが出来て幸せでした。

それに、もう1度跡部とダブルス組む事が出来たしね。

しかも相手に見た目が一緒の人がいるしさ。

あの頃に戻ったわけじゃないけど、ちょっと思い出して懐かしい気持ちになった。

ねぇ、こんなに楽しいテニスは初めてだったよ。

ありがとうございました。

最後に不二が爆弾を落としていった。

千絵を抱きしめて、耳元で囁くんだもん。

跡部が怒るに決まってるじゃん!!

あれは完璧に地雷だよね。

もし不二が知らない人だったとしたら確実に殴ってたよね。

知り合いだとしても殴ってたよね。

けど不二が恐ろしい人だって知ってたから、跡部も殴らなかったんだと思う。

不二、恐るべし!!