小林千絵のＢＤ～06

第05話　former


意味：学校　　

時間：13分

注意点：跡部はドイツへ行った事がある

　　　　　跡部が話せる他国語はドイツ・フランス・ギリシャ・イスパニア・英語

泣き所：無

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朝から大乱闘な2人が大好きです。


出会ってから3日が経ったけど、以外と早くに大学行ってたんだね。

もう少し経ってからだと思っていた。

3日目にして言いたい事を言える相手ってそうそういないと思う。

やっぱり跡部と千絵って特別な存在だったんだね。


跡部が大学へ行きたいと言った時は可愛らしかった。

どれだけ大人びていても、好奇心は普通にあるし、興味を持った子供のようだった。

実際に大学へ行ってからも普通に大学を楽しんで見てるし。

千絵も言ってたけど、異世界に来たってこと忘れてるよね。

逆にそれが嬉しかったりもするんだ。

元の世界だったら跡部が何かイメージ以外の事をしたらすぐに噂が広がりそう。

それに比べてこの世界は変な噂とかが流れてもそれほど被害がない。

だからこそ、跡部は自由に動けているんだと思う。

それが私にとって嬉しかったりする。

本当に素の状態の跡部を見れているようで嬉しいんだ。


千絵の大学は5万人以上いて、氷帝大よりもデカいというのが驚きだった。

氷帝大の方がデカいイメージだったし。

そして、1講からドイツ語だった千絵だけど、前から4番目に座るって事は

結構広い教室で講義をしてるってことだよね。

流石は5万人の大学。

格が違いますねぇ。


謙遜って言葉知ってる?


ドイツ語の先生と跡部で話した内容が凄く好き。

跡部が「この世界で、何よりも必要です。」って言った言葉が心に沁みる。

確かにこの世界には千絵しか知っている人がいない。

それは前から分かっていた。

けど、跡部の口からこうやって言ってくれて、それを千絵じゃない誰かに自慢するように言って

それが私の幸せなんだ。

2人しか知らない関係っていうのも良いけど、他人にも知られている2人の関係が

幸せオーラいっぱいで大好き。

この言葉、千絵に向かって言ってみなよ。

流石の千絵でも、赤面して噛み噛みになるから。